病気

病気で悲しかったことがありました。

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私はTwitterのプロフィールに書いてある通り、身体は「全身性エリテマトーデス」、心は「双極性障害」という病を患っています。どちらも見えない病気なので、表からはわかりづらいですが、いろいろ苦労することがあります。でも、たいていは乗り切れるんですね。周囲のひとの気遣いもあり、逆に感謝することばかりです。心配してくださるひとにもいつも、身体のほうはいまは寛解しているし、心のほうも落ち着いていますと話しています。が、この前、泣くほど悲しいことがありました。

それはクリエイターの集まりのことでした。一次会があまりにひどい環境だったので、作家のほとんどが二次会を別にしようと言って、駅前の居酒屋に適当に入ったのです。外国人が多いお店で、それに関して何があったわけではないので割愛しますが、飲み物がきて、乾杯して、いよいよ話そうというときに、斜め向かいに座っていたAさんが、私に向けて、ふいにこんなことを言ったのです。

「なんかいい薬ありませんか?」と。

私はもちろん、Aさんが肉体でも精神でも苦しんでいるのだと思い、力になろうと、話を詳しく聞かさせてもらうことに。するとAさん、「上がる薬がほしい」と続けたんですね。鬱なのかと思いました。それで私が答えようとしたら、「精神科に行って検査したんだけど健康って言われちゃって」と……この時点で、いやな予感がしていたんですよ。私の心臓はばくばくで、脈が上がり、居たたまれない気持ちになっていて、いますぐにでも会から抜け出したかったのです。

Aさんはつまり、病気でもなんでもなかったんです。ただ、執筆に行き詰ったときなどに薬を使いたいと、安易に考えていたようです。怒りたくて、泣きたくて、本当にツラかった……病気ではないひとには伝わりにくいかな?文章にもいまいち力が入らないので苦笑。でもこれを公表しないと、同じ気持ちになるひとが増える!と思い、ブログの記事にすることを決意した次第です。

私は病気で、薬がないと普通に生活できないんです。それをAさんは、なんの気遣いも気兼ねもなく、実にあっさりと笑いに変えていました。まったく笑えなかった。笑ったメンバーも許せなかった。●医ものを書いておられるので、病気の者の気持ちがわかるのかと思いきや、そういうわけではないみたいですね。本当にがっかりしました。ちなみにその会は、そのあとすぐに逃げ出しました。

ただ、向かいに座るNさんとGさんは一次会のときからとても気遣ってくださっていて……特にNさんは小さい声で「大丈夫ですか?」と何度も気にかけてくださいました。わかってくれるひとはわかってくれるのだと、人情のありがたみを感じたし、NさんとGさんがいてくれてよかったと心から思いました。このおふたりとはこれからもずっと仲良くしていきたいです。

あ、ちなみにAさんですが、ブロックしてフォローを外し、解除して何事もなかったかのようにしています笑。あのテーブルで笑ったひとたちからもフォローされていましたが、どちらも外してしまいました。そんな自分は、知人友人を差別しているのではないかと、悩んだ日もありましたが、仲の良いひととだけ仲良くすることの何が悪いのかと、開き直るようにしています。せっかく大人になったのですから、学生時代のように無理も我慢もすることはありませんよね。私は私のまま、受け入れてくれるひとを大事に、これからもがんばっていきたいです。


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